伸びすぎた多肉植物の育て方や管理の仕方!花咲く種類もご紹介します!

多肉植物

多肉植物は、もともと乾燥した地域の植物で、水やりをあまり必要としない種類が多いですが、まったく水を必要としない訳ではありません。

多肉植物にはたくさんの種類があり、それぞれ育て方が異なります。また、季節によって管理が異なる場合もありますので、ご自身が育てている多肉植物がどれに属するか理解した上で育ててみましょう。

 多肉植物の種類別の育て方

多肉植物には大きく分けて、「春秋型」・「夏型」・「冬型」の3つの生育タイプに分けられ、休眠期間も異なります。

このタイプをまず理解しておかないと、水やり管理などで失敗することが多くあるので、必ず確認しましょう。

また、多肉植物の中でもサボテン科の植物は夏型が中心ですが、中には日本の気候に合わず春秋型で育てたほうが良いものもあります。

春秋型

【春・秋の生育期間の管理】

気温が10℃~25℃の間が生育適温です。水やり:土の表面が乾き、1週間待ってからたっぷり水やりを行います。

鉢の底穴がない場合は、水が下に溜まりすぎる場合があるので、余分な水は捨てるように注意しましょう。

置き場所:風通しの良い戸外の日なた(直射日光がずっと当たる場所はNG)

肥料:緩効性の肥料を2か月に1回あげます。

弱っていたり、速効性が欲しい場合は液体肥料を週に1回、水やりの代わりに与え様子をみてください。また、過度に与えすぎても生育にトラブルが起こりますので注意しましょう。

*この期間に株を仕立て直し、リフレッシュさせることができます。また、植え替え・株替え・挿し木・葉挿しなどが行えます。

【夏・冬の休眠期間の管理】

水やり:休眠期間は水やりをほぼしない状態にしましょう。乾燥に強い種類は、完全に水を与えない期間です。

あまりに、葉がシワシワになっていたりする場合はサラッと上げるか霧吹きで葉水を与える程度にし、過度に加湿するのを避けましょう。

置き場所:夏場は、雨が直接当たらない軒下などの明るい日陰などで育てましょう。耐寒性のない種類の場合は、冬場は日当たりの良い室内に移動します。

夏型

【夏型生育期間の管理】

気温が20℃から30℃が生育適温です。夏型であっても、日本の湿度のある熱帯夜は苦手です。

水やり・置き場所・肥料に関しては春秋型の生育期間の管理と同じですが、暑い日などは、軽く葉水したり、風通しを工夫しましょう。

【夏型の休眠期間の管理】

秋から成長が緩やかになり、冬場は休眠期となります。*水やり・置き場所・肥料に関しては春秋型の休眠期間の管理と同じです。

冬型

【冬型の生育期間の管理】

5℃から20℃ぐらい(冬場の室内温度)が生育適温です。関東ですと、10月末頃から4月いっぱいぐらいまでが生育に適している温度になりますが、室内温度によっても異なります。

冬型と言っても、日本の冬の外では過ごすことは難しいので注意しましょう。置き場所:日当たりの良い室内、暖房が直接当たるところは避けましょう。

急に寒くなりそうな場合は、早めに室内へ移動しましょう。

*その他の水やり・肥料に関しては春秋型の生育期間の管理と同じです。

【冬型の休眠期間の管理】

梅雨の始まり頃から徐々に成長が緩やかになり、7月から9月の暑い期間までは休眠期間となります。置き場所:5月頃から、雨の直接当たらない明るい日陰に置きましょう。

*水やり・置き場所・肥料に関しては春秋型の休眠期間の管理と同じです。

多肉植物の中でもベンケイソウ科のセダムは、日本でも自生しているものが多くあります。乾燥にも強いですが、他の多肉植物より水を多く必要とする種類が多いので注意して育てましょう。

ガーデニングで虫がつかない花(寄りつきにくい花)

多肉植物の伸びすぎた場合の対処方法

多肉植物

出典:https://oshiete.goo.ne.jp

一見して、大きく育ってきたように思えますが、購入してきた時とまったくスタイルを変え、魅力のない姿になってしまう場合が多くあります。

ひょろっと伸びて姿が乱れた場合だけでなく、その植物の特性上の成長の場合もあります。どのスタイルを維持したいかは、ご自身次第ですが、素敵なスタイルを目指すための対処法をお教えします。

ひょろっと伸びて、自立しない場合

暗いところで育てると、光を求めて徒長してしまう場合が多くあります。また、水や肥料を与えすぎると軟弱に伸びることもあります。

【解決方法】

基本は、伸びすぎた場所をカットすることです。そして、明るい場所に置き、水と肥料を与えすぎないように注意して管理しましょう。

セダムの種類などで、カーペット状に育つタイプであれば、鉢縁ギリギリでカットしましょう。カットした部分は木挿し・葉挿し可能です。

健全な成長などの切り戻し

葉の間隔が狭く、しっかりと自立している場合は健全な成長によることが多いです。そのまま大きくするか、コンパクトに仕立てるためにカットするかは目指すスタイルにより異なります。

寄せ植えなど場合で、姿が伸び崩れた場合は切り戻して、再び挿す方法もできます。小さめのものであれば、そのまま挿せますが、大きくなっている場合はカットした部分を乾燥させなければならない場合もありますので注意しましょう。

多肉植物で花を楽しめる種類について

一見花?と言いにくい姿の花を咲か種類もあれば、普段の姿から想像できない鮮やかな花を咲かせる種類もあります。そんな中でも、特に私の一押しの3種類を紹介致します。

ケイリドプシス属 神風玉(しんぷうぎょく)

ぷっくりとした葉の部分の真ん中が分かれていて、ハートの形になっています。春頃になるとその間から、ピンクや黄色などの花が咲きます。

丸みの帯びたフォルムとかわいい花がついた姿のかわいらしさは、何枚も写真撮ってしまいたくなります。

ベンケイソウ科 クラッスラ 火祭り

置き場の管理を上手にできると、鮮やかな色の紅葉をみせてくれます。秋になると、白色の花が可憐に咲く姿も愛らしいです。

サボテン科 金松玉(きんしょうぎょく)

冬から春にかけて淡いクリーム色の花を咲かせます。自家受粉した果実は、赤く熟すと食べることもできます。なかなか、サボテンの果実を食べる機会がありませんから、大変貴重です。

まとめ

  • 多肉植物の生育のタイプを理解し、管理しましょう。
  • 手入れをして、多肉植物の目指すスタイルを実現してみましょう。
  • 花を咲かせる種類にチャレンジしてみましょう。

多肉植物は、本当に種類がたくさんあり覚えきれないほどです。しかし、生育が何型に属するかを理解すれば育て方は簡単ですので、いろいろな種類にチャレンジする楽しさもあります。

購入してから、名前や何型か忘れないようにラベルなどで記入しておくことをおすすめします。また、寄せ植えする場合は生育が同じものを選ぶと維持管理がとても楽です。
苗を選ぶ際参考にして下さい。

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