ガーデニングにおすすめの霜対策!冬の寒さが必要な植物や宿根草のお手入れ

霜

霜とは、氷点下になった植物などに水蒸気が付着し、氷の結晶になるものです。いくら耐寒性が強い植物であっても、寒さに慣れていない秋などの、急な冷え込みなどでは障害を起こすこともあります。

特に、早霜は4度程度でも発生しますので、霜が心配になる季節の前に準備しておく必要があります。

ガーデニングにおすすめの霜対策!

植物によっては、何回も寒さを経験することによって、耐寒性が増し強くなり対策不要になることもありますがすべてがそうではありません。

まず、冬のガーデニングの霜対策についてポイントをチェックしましょう。

早めに植え付けを終了させましょう

園芸店などでは冬近くになるとシーズンオフ商品が割安で出回ることもあり、植え付け適期を過ぎてから購入してしまうことも多くあります。欲しかった苗が、破格の値段で売っていたら、ついつい買ってしまうこと、私もあります。

こんな時は、室内で冬越しさせてから、来春霜がおりなくなってから植え付けします。いくら、耐寒性がある植物でも根が張る前に、霜にあたると枯れてしまうことも多くあります。

せっかくお得に買っても、枯らしたら元も子もないので、もしこんな状況になった場合は適切に対応してください。

防寒資材を知りましょう

  • 不織布
不織布

ガーデニング用の不織布は通気性・透水性・保温性に優れています。厚みの異なるものがあり、ベタ掛け用には薄手の物を花木などの寒風対策に使用する場合は厚手のものを使うのがポイントです。

*ベタ掛け・・・植え付けた植物の上に直接かけ、周囲に土をかぶせ飛ばされないようにすること。

  • 腐葉土
腐葉土

必ず完熟した質の良いものを使用しましょう。未熟なものは雑菌が多く残っていることもありますので、気を付けて選んでください。株元のマルチングの時や、凍結・霜・霜柱を防いでくれます。

  • 落ち葉
落ち葉

気持ち厚めに覆うことで、落ち葉の層の間に昼の温かい空気がたまりやすくなります。ただし、病害虫も越冬することになりますので、春先にはきれいに取り除いて処分しましょう。

自然本来の方法で良いのですが、増えて欲しくない種などが付着していた場合などは、知らない花を咲かせることもありますので、心配な場合は別の方法にしましょう。

  • バークチップ
バークチップ

基本はガーデニングや寄せ植えのマルチングに使うバークチップですが、株元限定での防寒対策にはなります。不織布のように、花の上に置くことはできませんが、土の面をバークチップで覆ってから上部を不織布でカバーするとより保温効果が期待できます。

予算に余裕がある場合や、絶対に枯らしたくない大切な植物の場合はおすすめです。くるみの殻などでも代替可能ですが、覆う面積が多い場合はバークチップに比べて費用が高くなることもあります。

冬の寒さが必要な植物を知ろう!

多くの宿根草や秋植え球根などは冬の寒さにあたることによって、花芽ができます。園芸用語ではバーバリーゼーション(春化)と言います。

室内でぬくぬく過ごした植物が、翌春、咲かなかった経験はありませんか?

一定期間の冬の寒さに合わないと、春が来ても花芽を持つことができず、開花になっても花を咲かせません。代表的な植物を紹介します。

鉢植え・地植えでも同じく外で冬越しする必要がありますが、鉢植えの場合は鉢自体の耐寒性も重要になりますので、植え付ける際は注意しましょう。

〇秋植え球根(主にチューリップ・スイセン・ムスカリなど)

ムスカリ

ムスカリ

秋に植える球根の中でも、地域によっては耐寒性が足りないものもあります。その場合は、暖房の効いていない人場所で冬越しさせると来春に開花することができます。

寒冷地では、できたら霜よけ対策だけでなく、気持ち深めに植えるほうが球根が凍らず来春に開花できることが多くあります。

〇宿根草または2年草

アスチルベ

アスチルベ

アスチルベ・アルケリラモリス・オダマキ・ジキタリス・オダマキ・デルフィニウムなど

こちらの植物は、開花していない秋植えの段階では、葉のみです。植え付けた花壇には、上記で紹介した霜よけをしましょう。高さがある植物の場合は、支柱を使いその上に不織布を覆うと作業しやすいです。

根が残るタイプでも、上部が枯らさず残っていたほうが春先の新芽の伸びがスムーズになります。

〇ガーデニング上級者さんは宿根草のお手入れを行いましょう

休眠期に入っている平暖地・温暖地では11月頃、寒冷地は霜が降りる前は、宿根草の植え付け適期だけでなく、株分けなどの植え替えの適期でもあります。

ガーデニングを始めて、長く経った方などはこの時期に宿根草のお手入れも一緒に行いましょう。春に開花する植物で、大きくなりすぎた株は株分けをして、植え替えましょう。

シャベルなどで、大きめに堀りあげ、根を傷つけないようにしましょう。植えて間もない植物は、枯れ枝や葉を取り除きます。

*秋遅くに開花する植物の株分けは春に行い、枯葉など取り除く程度にしましょう。

 宿根草のお手入れ例

  • ラベンダーの場合

全体の1/3の高さでカットします。

  • ギブオシの場合

混み合っている場合は、掘り起こして株分けを行いましょう。枯れた上部は取り除きましょう。

  • クリスマスローズ

傷んだ葉や枯葉などを取り除き、株の中心に日が当たるようにしましょう。

  • 宿根サルビア

高くなるタイプは枯れてきたら、地際でカットしましょう。

  • ジキタリス

枯葉は取り除きます。ロゼット状になった葉が成長するため取り除かないように注意しましょう。

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まとめ

  • 霜対策を理解し、必要資材を揃え実行しましょう。
  • 植物の特性を知り、寒さが必要な植物は外で冬越しさせましょう。

霜柱は5cm持ち上がることもあり、植えて間もない植物は、根が上部へ出てしまうトラブルも多くあります。球根がコロッと表に出ていることもあります。

少しの手間はありますが、秋の一工夫で来春のガーデニングはより素敵なものとなります。寒さを乗り越えた植物たちは力強く、きれいに咲いてくれることでしょう。

ぜひ、今年の冬は安心して過ごせるように霜対策を行い、植物にも人にも安心な状態にしましょう。

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