11月の花といえばこれがおすすめ!プロおすすめの花や植物!

ダリア

11月頃からいっきに冬らしくなる地域や、秋の深まりの後半を楽しむ地域と極端にわかれてきます。11月の花といえばなんでしょうか?

地域によっては差がありますが、寒冷地の方は開花の予定を一か月前と予想してご覧ください。花の少なる季節に取り入れたい、11月の花を中心にお伝えします。

11月に最後の花の美しさをみせる「ダリア」

ダリア

出典:https://photo-pot.com

メキシコ生まれのダリアは、10月~11月がもっとも生育しやすい時期です。11月も後半になってくると、休眠期へ向けてシフトしてきます。

霜が降りるまではどの地域でも楽しめますので、翌年も美しく花を咲かせるための方法を月別でお教えします。

7月頃

ダリアの生育適温になり、花を楽しめる時期です。梅雨の蒸れによって、病害虫被害が出る場合もありますので、予防のために殺虫剤の使用をおすすめします。

大輪系の場合、この時期に「芽かき」を行うと、花の生育が良くなります。茎の下から2節目のわき芽のみを残して、それ以外は手でちぎり、芽が柔らかいうちに行うと作業を行ってください。

また、終わった花は「手」で花首をひねるように摘み取ってください。生育中のこの期間は、10日に1回は液体肥料を与えると、肥料切れにならず花を次々と咲かせてくれます。

8月~9月頃

ダリアはメキシコ出身ですが、夏の直射日光をずっと浴び続けていると弱ってしまいます。適度な日よけが必要です。

この時期、生育が一旦衰え始め、花に元気がなくなります。1番花、2番花が終わったら切り戻し作業を行ってください。最後には必ず、緩効性化成肥料を施し施しましょう。

11月頃

まだまだ咲き続けますが、徐々に花が小さく、花数も減ってきます。ダリアの花を楽しむのも、この年の最後となります。

来年もしっかりと咲かせるためには、地上部が完全に枯れて、休眠状態になるまで待ってから次の「掘り上げ作業」にうつりましょう。

12月頃

地域によって差がありますが、霜が降りる地域はこの前に地上部が完全に枯れたら作業を行ってください。また、土が凍らない地域では、掘り上げず冬越しさせることも可能ですが、球根が凍らないように落ち葉や、藁などでしっかりと覆われるようにしましょう。

最低でも、5cm~10㎝の厚みが必要です。開花できなくなったら地上部は切り取ったほうが、球根の保存状態が良くなります。

【堀上作業】

  • ① 地上部が完全に枯れたら、球根を掘り上げましょう。この時、細かい根は切断しても大丈夫です。持ち上げる時に、球根とクラウンの付け根を切らないように注意して丁寧に行ってください。
  • ② 掘り上げた球根は、泥を水で洗い流し乾かしてから、2,3日日陰で干しましょう。
  • ③ 段ボールに大きめのポリ袋を入れて、ピートモスを敷き詰めます。
  • ④ ③に球根を入れ、ピートモスで埋めます。
  • ⑤ ポリ袋の上部は密閉せず折りたたむようにして、ダンボールを軽く閉じます。
  • ⑥ 植え付けまでは5℃前後の冷暗所で、植え付け適期まで保管しましょう。

*時々中を確認して、球根にシワが寄っている場合は霧吹きなどで加湿しましょう。 また、カビが生えるなど加湿しすぎている場合は、袋を開けましょう。

12月~3月頃 植え付けまでの保管期間ですが、土が凍らない地域で、土の中で保管した場合は3月頃に掘り上げることも可能です。

4月頃 霜が降りなくなったら、球根の植え付け適期です。今年もきれいな花を咲かせるために、植えてみましょう。

〇メリット

色のバリエーションが豊かで、なんといっても花が豪華です。花壇の主役になるだけでなく、寄せ植えでも大活躍できます。

また、茎が長いので切り花として、花束などのアレンジをしたい方にもおすすめです。

〇デメリット

上記を読んでいた方であれば、想像できるかもしれませんが、球根を保管する手間がかかることです。球根を買って植えた方でも、腐らせてしまうなど、上手に芽を出せないこともあります。

初心者の方や、心配な方にはすでに咲いているダイアも出回っていますので、そちらで楽しむことをおすすめします。

11月にきれいに咲く花木

落ち葉の季節に、小さいころに歌った歌を思い出させる方もいらっしゃるかもしれません。この時期にきれいに咲く、人気の花木は耐寒性が弱いものが多いのです。

残念ながら、寒冷地では冬越しは室内へ移動しないといけませんが、関東以西であれば地植えで楽しむ事もできます。特に人気の2種をご紹介します。

サザンカ

サザンカ

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まさに、童謡の「たきび」に出てくる花木です。サザンカは10月~12月頃に開花し、晩秋の花として親しまれてきました。ツバキと似ていますが、ツバキとは咲く時期が異なります。

花が一枚ずつパラパラの散る様子は、秋が終わる寂しさと重なり合い風情があります。寒冷地域でも東北沿岸~南側の地方であれば、しっかり冬越し対策を行えば地植えでも冬越しできるとされています。

キンモクセイ

キンモクセイ

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中国原産なので、寒さに強そうに感じますが、東北以北の地位では地植えで冬越しすることができません。しかし、この晩秋に香るキンモクセイの香りに魅了され、全国的に人気の花木となっています。

晩秋に香る、キンモクセイの香りは周辺に漂い、秋の情景ととても相性が良いです。

11月にきれいに咲く花木のメリット

花の少ない時期に可憐な花と香りに癒されます。地植えの場合は、水やりの管理がないので、追肥や剪定以外は手間がかかりません。

11月にきれいに咲く花木のデメリット

今回紹介した2種類は耐寒性が弱いことです。最近の異常気象の関係で、今まであまり降らなかった地域でも積雪があることも予想されます。地植えした場合でも、枯れる可能性があるので、冬越し対策の手間がかかります。

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秋~春まで楽しめる人気の1年草

1年草であっても、冬を越せる強い植物もあります。11月の霜が降りる時期から来年春まで、楽しめる人気の2種類をでをご紹介します。

ハボタン(ミニタイプ)

葉牡丹

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・メリット

冬の寒さに強く品種が多いので、自分好みの物を探す楽しみがあります。本来なら大きくなってしまうハボタンに、矮化剤が施され、大きくならないようになっています。

気温が下がるにつれ、葉の色が一層変化し、独特のかわいらしさを楽しむ事ができます。種類も多種類ありますが、白とピンクが入り混じったバイカラートーチや、白で葉の多い白はとは毎年人気です。

また、独特なちりめん系のスノードレスや桃かもめも、和風に仕上げても洋風に仕上げてもふんわりとした印象を与える仕上がりとなります。最終的にとう立ちし、花を咲かせます。

この後切り戻して、踊りハボタンとして仕立てることも可能ですが、ほとんどの一年草として扱われています。

・デメリット

ハボタンの葉っぱは、虫でイモムシや蝶々が葉を食しにやってきます。虫食われ、葉っぱに穴が開くことも多いです。食害される前に、しっかりと防虫スプレーなどで対策が必要です。

ビオラ

ビオラ

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・メリット

この時期に植えて損はない、一番おすすめの一年草です。秋から花を楽しめるだけでなく、厳しい冬を外で越させると根がしっかりと張り、良く春にはもっと元気にこんもりと花を咲かせることができます。

特におすすめは小輪タイプのビオラです。花が小さく、とっても可憐でかわいらしいです。うさぎの耳のようなタイプもあり、寄せ植えや花壇植えのレイアウトを考えるのが楽しくなります。

・デメリット

この時期の苗は、生産者によって株の良し悪しが分かれており、見極める力が必要です。一見わかりませんが、購入時、きれいに咲いていても、根がしっかりと回っておらず上部がぽろっと取れてしまうこともあります。

そうなった場合は、取れた上部を挿しておけば根がつきますが、根がつくまでの水管理が面倒で、すぐに楽しめなくなってしまいます。見極めが難しい方は、お店の人に良い苗を選んでもらうほうが確実です。

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まとめ

  • ダリアの一年間の管理に挑戦してみましょう。
  • 11月に咲く花木を知り、取り入れてみましょう。
  • ハボタン・ビオラを上手に咲かせてみましょう。

晩秋の11月に咲く花はいかがでしたか?その他にも注目すべき花や花木もありますが、今回は常に上位にランクインされているものに注目しました。

季節の中で、秋は山々の紅葉の美しさに目を向けますが、足元にある小さな草花や庭木なども秋の移ろいに変わりとても素敵です。そんな目を向けてたくなるような、素敵なお庭のシーンに、今回紹介した植物たちはきっと活躍してくれます。