猫が高齢で食欲がありすぎる場合は大丈夫?エサを吐き出す原因と対策!

猫

齢の猫といえば、若いときより食欲が落ちて…という印象があると思います。ですが中には老猫になっても食欲旺盛な子が居ます。うちの猫、老猫なのに食欲があり過ぎて逆に心配!と言うような悩みがある方も見かけます。

今回は、高齢猫の食欲がありすぎな原因や後半では、猫がエサを吐き出す原因と対策をご紹介していきますので是非参考にしてください。

猫が高齢なのに食欲がありすぎる場合

猫が高齢なのに食欲があり過ぎる原因を一つずつご紹介していきます。

●まず問題が無い場合…

高齢になっても食欲が落ちない猫もいます。もし食欲がありすぎる以外に問題が見受けられないのであれば、様子を見ていても大丈夫だと思います。もし、食欲があり過ぎる事以外に、元気が無くなるなどの変化がある場合は、獣医さんに診てもらう事をオススメします。

●認知症の恐れ

認知症の症状は人間の認知症と似ている所があります。その中でも、ごはんを食べた事を忘れてしまって、また欲しがるという事があります。他にも、家の中を徘徊したり、噛み付くようになったりと問題行動が増えた場合、認知症の恐れがあります。

認知症に詳しい獣医さんに相談する事をオススメします。

●沢山食べるのに痩せて行く場合、甲状腺機能亢進症の恐れも。

高齢の猫に多い病気の一つに甲状腺機能亢進症が挙げられています。この病気は甲状腺から出ているホルモンを過剰に出してしまう病気で、猫の体に必要以上にエネルギーが出てしまい、活発になったり、沢山食べている食事をエネルギーにほとんど変えてしまうので、痩せてしまいます。

このホルモンは血圧をあげてしまうので、放っておくと高血圧の状態が続き、腎臓を悪くしてしまう事もあります。ですので、放っておくと他の病気を併発してしまい、最悪の場合死に至ってしまう事もあります。

甲状腺機能亢進症の症状は、沢山食べているのに痩せる。以前よりも沢山食べる様になった、睡眠時間が短くなった、落ち着きがなくなった、乱暴な性格になったなどの症状が出てきます。食欲旺盛の症状の他にもこのような症状がみられる場合は獣医さんに診てもらいましょう。

ですが、高齢の猫が沢山食べているのに痩せるというのは必ずしも病気だから!という事ではなく、歳をとると、胃や消化機能が低下してくるので、こういった事は起こります。いずれにしても少しでも心配だと思う場合は獣医さんに診てもらう事をおすすめします。

参考サイト:パティ動物病院

猫がエサを吐き出すときの原因や対策

猫は毛づくろいの時に毛を飲み込んでそれを吐き出すという行動を良くしますよね。この毛玉を吐き出す行動は自然な事で、問題ではなく、食べ過ぎや消化不良の場合でも嘔吐をしますが、これらは、吐き出した後いつも通り元気なのであれば心配はありません。

ですが、血が混ざっていたり、何度も吐き出してしまい元気が無い場合などは注意が必要です。

エサなどを吐き出してしまう原因と対策

胃に炎症がある場合や誤飲、食べてはいけないものを食べてしまった場合。

ストレスや何か胃に刺激を与える食べ物を食べた場合、食べた物を吐き出してしまう事があります。嘔吐が続く場合は脱水症状を起こすこともありますので、獣医さんに診てもらう必要があります。

~対策~

猫が食べてはいけない物は絶対に与えないようにしましょう。特に、ネギ類、魚介類、アワビ、豚の生肉、葡萄、香辛料、塩分や糖分が沢山含まれている物などは中毒症状を起こし、嘔吐だけではなく胃腸にも負担をかけてしまいますので絶対に与えない様にしましょう。

生魚や生エビ、スルメなども沢山上げ過ぎるとお腹を壊してしまう可能性があります。人間食は出来るだけ与えない様にしましょうね。

誤飲を防ぐためにも猫が届く場所に口にしそうなものは置いておかない様にしましょう。そしてストレスを与えない環境を作ってあげてください。特に室内飼いの場合運動不足にもなりがちなので遊んであげる時間を伸ばしたり、キャットタワーの設置も運動不足の解消になりますよ。

食べ過ぎの場合

エサを食べた後すぐに吐き出してしまう場合は、食べ過ぎによる消化不良を起こしている場合があります。

~対策~

吐き出した物をみて、エサが未消化のまま出てきた場合は食べ過ぎによる吐き出しの可能性が高いので、次回のエサから少し量を減らしてみて下さい。

エサがあっていない場合

エサを変えたタイミングで吐き出しをするようになった場合は、エサがあっていないのかもしれません。

~対策~

前回まで与えていたエサに戻すか、猫に合ったエサを探し出すようにしましょう。

感染症や病気の場合

嘔吐の症状がみられる感染症や病気を挙げて行きます。

  • 【猫エイズ】症状は嘔吐と下痢が続き、進行していくと肺炎やガンなどを発症してしまう可能性もあります。
  • 【猫汎白血球減少症】進行してしまうと、嘔吐や下痢が激しくなります。放っておくと死に至る事もある感染症です。
  • 【猫伝染性腸炎】嘔吐や下痢が続き、子猫が感染してしまうと死亡率は9割にもなる恐ろしい感染症です。
  • 【炎症性腸疾患】嘔吐や下痢の症状が続き、この病気は一度発症してしまうと完治は難しいと言われています。
  • 【慢性腎不全】貧血の状態が続きそれに伴い嘔吐が続きます。早期発見で重症化を防ぐことが出来ます。
  • 【脂肪肝】嘔吐や下痢が続き放っておくと重症化し、黄疸や痙攣が起こります。
  • 【リンパ腫】下痢や嘔吐、咳が出ます。

いずれにしても、嘔吐の他に血便や下痢などの症状が出ている場合は早めに獣医さんに診てもらうようにしましょう。

感染症は、ワクチンで防ぐことが出来る種類もあります。猫を飼ったら年に1度のワクチンは必ず行くようにしてくださいね。そして、このような恐ろしい感染症を防ぐには、室内飼いにする事が一番の対策ですよ。

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まとめ

  • 高齢の猫で食欲がありすぎるのは問題が無い場合もあるが、重大な病気の可能性もあるから注意して猫を観察しておかないといけません!
  • エサを吐き出してしまう場合は吐き出した時の状況や前後の体調などをしっかり把握しておくことで原因がわかり、しっかりとした対応、対策が出来る!
  • 猫が感染症にならない為にもワクチンは必須!

高齢猫の食欲増加、吐き出しについていかがでしたでしょうか?高齢猫は特にいつもと少し違う行動を見せられると心配になりますよね…。少しでも変だな、心配だなと思う場合は迷わず動物病院へ連れて行くことをおすすめします。

そして、嘔吐については吐き出してしまった物をすぐに捨てずに吐き出してしまった物の中になにか混じってないか、状態などをしっかり見ておく必要があります。毛玉の吐き出し以外での嘔吐が続く場合は、吐き出してしまった物を病院へ持っていくと検査などがスムーズにいくことがありますよ。

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