猫がトイレ以外で尿をしてしまう原因と対策!トイレの回数が多いか少ないかの目安!

猫

飼っている猫がトイレ以外で尿をしてしまって困っている…。トイレの回数が少ないような気がする、又は多いような気がするなどのお悩みを持っている方は猫を飼っている方の中でも良くある悩みです。
今回はそんな困った行動やお悩みを抱えている方に、猫がトイレ以外で尿をしてしまう原因と対策、そしてトイレ回数が多いか少ないかの目安についてご紹介していますので是非参考にして下さい。

猫がトイレ以外で尿をしてしまう原因

猫がトイレ以外で尿をしてしまう原因はいくつかありますので一つずつ解説していきます。

■今使っているトイレが気に入らない為

猫の砂の種類はいくつかあるのですが、今使っている砂が気に入らない場合や、そもそもトイレの形状が嫌だなどで他の場所で尿をしてしまう場合があります。

~対策~

他に変化が見られず、他の場所で尿をしてしまう場合はまず、砂を変えてみて下さい。一通りの砂を使用してみてそれでも尿を他の場所でする場合はトイレ本体が気に入らない可能性が高いので、色々試してみましょう。

■トイレの位置が気に入らない。

人の出入りが激しい場所や、ガヤガヤしている所などにトイレを置いてしまうと、その場所ではしなくなってしまう場合があります。

~対策~

他に変化が見られず、他の場所で尿をしてしまう場合は人気がない、静かな場所にトイレを設置するようにしてください。

■引っ越しなどの生活に大きな変化があった

室内の様子が変わったり、新しい猫が来た、赤ちゃんが出来たなどの環境の変化によりストレスを受けて他の場所で尿をしてしまう事があります。

~対策~

他に変化が見られず、他の場所で尿をしてしまう場合は新しい物を使用せず、以前使用していた物を使用するようにしましょう。猫が増えた場合はトイレを一つにまとめず、飼っている猫の数分を用意してください。

子供が増えた、家族が増えたなどの場合は猫を構い過ぎず、慣れるまではそっとしてあげてください。(元から居る住人はいつも通り猫と接してあげてくださいね。)

■トイレが汚れている

猫は綺麗好きです。汚れたままのトイレで排泄をすることを嫌がる事があり、他の場所で尿をしてしまう事があります。

~対策~

排泄を見つけたら、毎回綺麗にしてあげましょう。トイレ本体もマメに綺麗に洗ってあげる様にしましょうね。

■老衰

飼っている猫が高齢の場合、認知症や泌尿器系の老化など、体質が変わってしまってトイレまで間に合わなかった、トイレの場所がわからないなどの問題が出てきます。

~対策~

泌尿器系が弱っている場合、オムツをしてあげたり、老衰で歩けない猫の場合はいつもいる場所の近くにトイレを置く、トイレの入り口を入りやすく低くしてあげるなどの対策をしてあげましょう。

■病気

泌尿器系の病気の可能性があります。

~対策~

尿をみていつもと尿の色が違うなどの変化がある場合は尿を持って病院で検査してもらう事をおすすめします。

考えられる病気

■中毒

猫が口にしてはいけない人間の食べ物や草や花などを誤って食べてしまった場合、中毒症状が現れる事があります。

中毒症状としては、飲み込んでしまった物によって違うのですが、下痢や嘔吐に伴い、尿の色が赤っぽい色や黒っぽい色になっている場合は殺虫剤や観葉植物の誤飲、食べてはいけない人間食(特にネギ科の物)を口にしてしまった場合があります。

■肝炎(胆管炎・肝硬変)

尿の色がいつもより濃い、嘔吐、下痢がある、多飲多尿、黄疸などが見られる場合は肝炎の可能性があります。

■膀胱炎

トイレの回数が多くなる、尿に血が混ざっている、排尿をする格好をするけどなかなか尿がでない、いきみながらおしっこをする。などの症状がみられる場合は膀胱炎の可能性があります。

■尿石症

トイレの回数が減り、尿の量が減る、尿に血液が混じっているなどの症状がみられる場合は尿結石の可能性があります。

※あくまで考えられる病気なので自己判断はせず、異変がある場合は必ず病院へ連れて行きましょう。

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猫のトイレの回数が多いか少ないかの目安があるのか?

成猫の1日にする尿の回数は平均2~3回と言われています。(子猫の場合は1回の出す量が少ない為3~5回ほど)量で言えば体重5kgの猫は50~150mlが1日の尿の量になります。

それ以上、それ以下の場合は病気をしている可能性があります。

トイレの回数が多い場合

■慢性腎臓病

水をよく飲んでいて、おしっこの量が増える(トイレの回数が多い)、食欲不振、毛質が悪くなる、嘔吐、元気が無いなどの症状がある場合慢性腎臓病の可能性があります。このような症状が出る頃には、腎臓の7割ほどが機能を失っている場合があります。

これに加えて、貧血や眼底出血などの症状がある事もあります。

■糖尿病

糖尿病になると、尿中に多量の糖が出てしまい、腎臓での水の再吸収がされなくなり、尿が多くなり飲む水の量も増えます。

尿の量が多い(トイレの回数が多い)に伴い、食べているのに痩せてしまう、嘔吐、寝ている時間が増えた、毛質が悪くなった、元気が無いなどの症状がみられる場合は検査をしてもらう必要があります。

特に高齢猫(大体10歳以上の猫)や去勢した雄猫、肥満の猫はかかりやすいと言われているので気を付けましょう。

■子宮蓄膿症

子宮蓄膿症は、尿の量を調整している抗利尿ホルモンが制御されてしまい、尿の量が多くなってしまいます。他に、食欲がなくなった、嘔吐がある、熱がある、貧血などの症状がある場合は検査をする必要があります。

■甲状腺機能亢進症

甲状腺ホルモンが過剰分泌されてしまい、全身の様々な障害が引き起こされてしまう病気です。特に高齢の猫に発症しやすい病気です。

尿の量が増える(トイレの回数が多い)他、水をよく飲む、下痢や嘔吐、沢山食べるのに痩せる、活発になり、落ち着きがなくなるなどの症状がある場合は検査をしてもらう必要があります。

トイレの回数が少ない場合

■生理的に尿量が少なくなる

飲む水が減る、暑い、過度の運動、呼吸の回数が多い時には体が水分を必要としているので、尿が少なくなります。

■脱水症状・熱がある・心不全・ショック状態

これらの場合、体内の水分が沢山つかわれてしまい、水分量が不足してしまいます。

また、体内循環も悪くなる為、尿の量が減ってしまいます。水分補給などの応急処置をして、動物病院へ連れて行きましょう。

■尿路系のトラブル

尿石症や尿道狭窄など、尿路にトラブルがある場合、尿の量が減ってしまう事があります。トイレに何度も行くのに、少ししか出ない、血尿が出ている、排尿時に痛がるなどの症状がある場合は
検査をしてもらう必要があります。

■腎不全

腎不全の場合、尿の量が少なくなる、全く尿が出ないという症状が出ます。腎不全は緊急の処置が必要になってきますので、尿の量に異変を感じるとすぐに動物病院へ行くことをおススメします。

参考サイト:Petwell

まとめ

  • 猫がトイレ以外の場所で尿をする場合、他の場所で尿をする前の様子やした後の様子をしっかりと把握・観察しておきましょう
  • 少しでも尿に変化が見られる場合は、動物病院で診てもらいましょう。
  • 尿の一日の平均は成猫の場合2~3回なので、トイレの回数が多い又は少ない場合猫の様子をしっかりと観察しておきましょう。

猫の尿についていかがでしたでしょうか?猫がトイレ以外で尿をする場合、いろんな原因がある事がわかりましたね。そして、トイレの回数が増えても、減っても病気の可能性があるという事も覚えておきましょう。

猫の様子や尿の状態をしっかりと観察しておく事で病気の早期発見になったり、猫のストレス原因を早期に取り除いてあげる事ができますよ。

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