アジサイの育て方、地植えでダメなやり方はあるのか?日当たりや注意する点!

日本の美を備えた初夏の花アジサイはたくさんの品種がありますが、その品種の多くは日本生まれの外国育ちの品種がたくさんあります。咲き方の種類も豊富で、「がく咲き・手まり咲き・ピラミッド咲き」などがあります。

アジサイは落葉低木に属するため、大きくなりますので、スペースの限られた場所などでは切り戻しを行い大きくなるのを防ぎましょう。また、アジサイの花は「散る」ということがないので、大きく育てる場合でも剪定する必要があります。

まったく剪定しなくてもダメではありませんが、樹形の乱れ防止のためにも剪定をおすすめします。今回は品種による剪定の方法と地植えと鉢植えでの育て方のポイントや違いについて詳しくお伝えいたします。

アジサイの育て方、地植えでダメなやり方や日当たりの注意点!

アナベルの仲間の育て方

お花が大きく育つ割には茎が弱く頭がさがってしまうことが多かった品種ですが、最近の品種改良で茎が丈夫な品種も出てきました。樹高は1mにならないくらいに育ちます。

「新枝咲き」なので、バッサリ切ることが可能です。育て方の一番のポイントは、枯れてから3月頃までに地際でバッサリ剪定し、新芽を待つことです。

ノリウツギの仲間の育て方

耐寒性に優れる品種が多く寒冷地でも人気が高い品種です。花の色の移り変わりがある品種も多く、移り行く美しい色を楽しむ事ができます。

「新枝咲き」なので、冬に剪定しても花が咲きコンパクトにして栽培することも可能です。開花は遅めなので6月下旬から9月頃に開花する品種もあり、初夏だけでなく秋まで長く楽しめます。

柏葉アジサイの仲間育て方

十分に日が当たると紅葉も楽しめる品種です。育て方の一番のポイントは、若木のうちの剪定です。剪定しないでおくと一本立ちになる傾向がありますのでこんもりとした樹形を作りたい場合は若木のうちに地際20cm程度の高さの「芽」の上で剪定が必要になります。

花が終わったらなるべく樹形を整えるために早めに切る必要があります。花芽ができるタイミングが前年の夏頃ですので、他の種類のように地中からバッサリ切ってしまうのはダメです。その場合、翌年咲きませんので注意してください。

*新枝咲きのアジサイは剪定の切る位置によって樹形が異なります。枝を大きくしたい場合は前年に伸びた枝を残して剪定します。

【地植えと鉢植えの違いについて】

アジサイは鉢植えでも、地植えでも土壌の水はけがよく日当たりの良い場所を好みます。多くの品種は梅雨時期に咲く花なので、曇りがちな気候を好むように勘違いされる方もいらっしゃいますが、日当たりが悪いと花芽がつかず、花付きが悪くなります。

ずっと日の当たらない日陰はダメですので注意してください。

地植えの場合のポイント

地植えの場合はしっかりと根が張り大きく育てることが可能です。よほどの渇きがない限り水やりは不要です。地植えでも大きくしたくない場合は「大きな鉢に植え替えて、鉢ごと植える」方法もあります。

根が張り巡らされ、根詰まりが起きるまで掘り返さずそのままで大丈夫ですが、植えっぱなしはできないので注意が必要です。鉢植えごと植えの場合の水の管理は地植えと同じで大丈夫です。

主な剪定については上記の品種別を参考ください。

鉢植えの場合のポイント

お店から購入した鉢植えは小さめの鉢に植えられていることが多いので、購入したらすぐに一回り大きい鉢に植え替えをしましょう。特に、プレゼント用で頂いた鉢は小さい場合が多いので、すぐに植え替えすることをおすすめします。

アジサイは元々大きくなる品種なので、購入時と同じ大きさをずっとキープするのは基本的に難しいです。コンパクトに鉢植えで育てたい場合は、まず大株にならない「矮性」の品種を選びましょう。

(現在流通している矮性のアジサイ:モモイロサワ・マイコ・タイニータフスタッフなど)

どうしても他の品種でコンパクトに育てたい場合は切り戻しのポイントをしっかりと抑える必要があります。その際、剪定だけでなく根切りなど必要になり手間がかかる場合がありますので注意してください。

また、鉢植えの場合水切れをさせてしまい失敗する例が多くあります。株が大きくなるごとに水切れを起こしやすくなります。水管理に自信のないかたには受け皿に水をためて管理する「腰水方法」や「底面給水鉢」の利用をおすすめします。

どちらもまったく水をあげなくていいわけではなく、水やりの頻度を少なくする方法ですのでお間違えのないようお願いします。基本的に鉢植えに向いている品種の場合は、花が終わった頃2分の1ぐらいの高さで切ります。

その際切りすぎると花芽がつかなくなるので注意してください。また、芽かきをすると花と葉を残したままコンパクトに仕立てることが可能ですが、手間がかかります。

*品種によっては切りすぎて花芽がつかない場合もありますので、品種ごとの注意点に留意してください。

アジサイへの肥料のタイミング

花後には「お礼肥」を忘れずにあげてください。開花後の疲れた株には速効性の成分を含む肥料が必要となります。鉢植えでも・地植えでも同じです。

【おすすめ!!アジサイのドライフラワー】

美しく咲いたアジサイをドライフラワーにして部屋に飾ってみませんか?乾燥後も花色の変化がありとても魅力的です。1年ぐらいはたのしむことが可能です。

アジサイドライフラワーの作り方

  1. カットしたアジサイを1日水あげし、たっぷり吸水させます。
  2. 直射日光が当たらず、風通しの良い場所で逆さにして吊るします。
  3. 乾燥したら花首をカットします。

*日当たりが良すぎると、変色する場合があります。

【アジサイを買う時のポイント!!】

沢山の品種があるなかで、枝が細い品種はデリケートな傾向があることが多いです。ビギナーのかたであれば、しっかりとした枝ぶりで枝数の多いものを選ぶと失敗が少ないです。

小さめの株から育てる場合は華奢でかわいらしい姿から徐々に鉢替えをして立派な株に育てていきましょう!!アジサイは長くじっくりと年月をかけ育て、年ごとの変化も鑑賞することができます。

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まとめ

  • アジサイは品種によりダメな剪定の仕方もあるので注意しましょう。
  • アジサイは基本的に大きく育つ品種のため、コンパクトに仕立てる場合は品種選びが重要になり、手間もかかります。
  • 地植えと鉢植えの管理の仕方が異なるので注意が必要です。
  • 日当たりの良い場所で育てましょう。
  • お花がおわったら肥料をあげるのを忘れないようにしましょう。

いかがだったでしょうか。アジサイは外国で品種改良されたたくさんの種類があります日本古来の品種も素敵ですが、改良された品種もとても魅力的なものばかりです。

香りのある品種もありますので、ぜひ探してみてください。手間がかかる印象をもたれたかもしれませんが、シンプルに剪定するだけです!!ぜひ、あなたのガーデニングワークの中にアジサイの栽培をプラスしてはいかがでしょうか?